麻雀(まーじゃん・マージャン)
中国を起源とし、世界中で親しまれている4人用(原則)の牌を使ったテーブルゲーム。中国では
麻将と書く。
麻雀牌
麻雀を行う際に使われる用具のひとつ。単に
牌(はい、ぱい)と称されることも多い。
前出し(まえだし)
雀荘用語。開局前に4人が一定額の現金を供託し、それをトップ者が総取りする。オカ・ウマとは別だが、実質的にはオカの額を増やすことに等しい。
マギレ、まぎれ、紛れる
流れ論の用語のひとつ。偶発的なできごとがあったせいで、本来の結果とは異なる結果になることを「まぎれる」と言う。また、その結果を生み出す契機となったできごとそのものも「まぎれ」と言う。ただし、流れ論に否定的な者にとっては「まぎれ」なるものは存在せず、結果的にそのようになったかのごとく見えるだけ、ということになる。麻雀は偶発的な要因に大きく支配されているゲームなので、見方によってはすべてをまぎれと見ることもできる。
マグ雀(マグじゃん)
半自動卓のこと。マグネット式で牌を自動で裏返しにしてくれる。
捲くる(まくる)
上位者を逆転すること。
またぎスジ
文字通りある牌をまたぐスジのこと。
待ち頃(まちごろ)
山に眠っていそうな牌、あるいは他家からこぼれてきそうな牌のこと。
待ち取り(まちどり)
テンパイ形・待ちの取り方のこと。切り牌によって複数の受けにできる場合などに使う。
マナ悪(まなわる)
マナーが悪いこと。
真似満(まねまん)
子が親の捨牌と全く同じ牌を全く同じ順序で捨てることにより成立する役。 ローカル役のひとつ。
マルA(まるエー)
ブー麻雀の用語。1人抜きのトップのこと。Aトップ。
マルB(まるビー)
ブー麻雀の用語。2人浮きのトップのこと。Bトップ。
マルC(まるシー)
ブー麻雀の用語。3人浮きのトップのこと。Cトップ。チンマイ。
丸取り(まるどり)
三人麻雀における得点計算の方式のひとつ。四人打ちでの点数計算をベースに、ロン和了とツモ和了の得点をできるだけ近似させる方式。具体的には、子のツモ和了の時に親の払いと子の払いを2:1になるように調整する。詳細は三人麻雀#ツモとロンの差および三人麻雀#比較表を参照。
回し打ち
何らかの危険を避けるなどの目的で敢えて手を崩したり、ある程度安全な牌を切りつつも和了を目指す打ち方を
まわし打ちと表現する。
回り親(まわりおや)
雀荘用語。各半荘の親決めを行わず、前回の半荘で出親だった者の下家を次の半荘の出親とする取り決め。
満貫(まんがん)
5飜以下の場合で基本点が2000点を超える場合、和了点を子8000点/親12000点とする。4飜以下・3飜以下でも、符の高い手は満貫になり得る。
満州(マンシュウ)
満貫の俗称。地名の満州からというのが通説だが、競艇における万舟券から来ているとの説もあるようである。戦後世代の高齢化とともに死語になりつつある。
萬子(マンズ、ワンズ)
一萬から九萬までの9種類の牌の総称である。「萬」とは金銭単位をモチーフとしている。
満直(まんちょく)
満貫を直撃すること。
満ツモ(まんツモ)
満貫のツモ和了のこと。
万両(まんりょう)
雀荘用語。一万円札を両替すること。
見せ牌
手牌の端を引っかけて倒すなどして見えてしまった牌、見せてしまった牌のこと。また、山をこぼして表向きにしてしまった牌のこと。見せ牌をしてしまった場合、その牌では出あがりできないというペナルティが課されることがある。
見逃し
あがり牌が出ているにもかかわらずロンしないこと。
明槓子(ミンカンツ)
暗刻子の3枚と同じ牌を他家の捨て牌より取って4枚にしたもの(大明槓)及び明刻子の3枚と同じ牌を自分で引いて付け加えた物(加槓)を総称し
明槓子という。
明刻子(ミンコーツ)
刻子(コーツ) は、同じ牌を3枚集めた1組のことである。数牌でも字牌でも作ることが出来る。
手の内で作ったものを
暗刻子(アンコーツ)または
暗刻(アンコ)、碰(ポン)して作った物を
明刻子(ミンコーツ)または
明刻(ミンコ)と呼ぶ
無スジ
文字通りスジになっておらず、通っていないスジのことである。
無駄ヅモ
有効牌ではないツモのこと。
無理鳴き
無理な形から副露すること。あるいは、無理な形で副露すること。
無理清(ムリチン)
無理やり清一色に向かうこと。
無理混(ムリホン)
無理やり混一色に向かうこと。
無理ポン
無理な状態からポンすること。無茶ポン。
迷彩(めいさい)
待ちを分かりにくくするため、あるいは少しでも出和了しやすくするために、意識して河に工夫をすること。捨牌迷彩。河作り。もちろんツモ牌や展開によっては有利な河が自然にできあがることもある。そのような場合は自然迷彩という。
門風牌(メンフォンパイ)
役牌の1種で、自らの門風(親を東とし、反時計まわりに南西北とする)と同じ牌である。
自風牌(じかぜはい、
自風)とも呼ばれる。
門前清(メンゼンチン)
全く副露をしていない(鳴いていない)状態をいう。具体的にはポン、チー、明槓を一切しないことであり、他家の捨て牌を一切利用しないで手牌を構成している状態のことである。単に
門前と略して言うことが多い。「面前」は誤り。
門前加符(メンゼンカフ)
メンゼンでロン和了した時に加算される10符のこと。麻雀の得点計算#符の計算参照。
門前派(メンゼンは)
メンゼンでの和了を重視する打ち手のこと。
門前役(メンゼンやく)
メンゼンであることが条件の役。
メンチン
門前の清一色のこと
メンバー
雀荘の従業員のこと。
メンホン
門前の混一色のこと
面子(メンツ)
牌の組み合わせのことを言い、狭義には順子、刻子、槓子のいずれか(完成面子)のことを言う。
麻雀であがるためには七対子と国士無双の例外を除き、
四面子一雀頭、すなわち4つの完成面子と1つの対子を作る必要がある。
なお、対戦相手の顔ぶれを意味する場合もある。
面子多々(メンツターター)
面子候補が1つもしくは2つ余分に多いこと。手の内に5個ないし6個の面子・搭子・対子がある状態。メンツオーバー。
盲牌(もうパイ)
指の腹で
牌の図柄の凹凸をなぞり、その感触で牌の腹を見ずにどの牌か識別すること。
摸牌(もうパイ)
1.盲牌のこと。ただし、盲牌の意味で摸牌と表記することはまれ。
2.摸打におけるツモのこと。また、ツモ牌そのもののこと。
もしラス
雀荘用語。もしかしたらラスハン、の意。ラスハンコールの一種。
モチモチ・持ち持ち
おもに役牌などで、同じ牌を2人が2枚ずつ持っていること。どちらかが切り出さなければ最後までポンできない。
元ウラ(もとウラ)
槓があって新ドラがめくれている時の、槓ウラではないほうの裏ドラのこと。
元ドラ(もとドラ)
槓ドラがめくれている時の、もともとの表ドラのこと。
元メン(もとメン)
雀荘の元メンバーのこと。
モロ裏(もろうら)
「モロに裏スジ」の略。特にリーチ宣言牌の裏スジのこと。
モロ掛け(もろがけ)
モロ引っ掛けの略。
モロヒ
モロ引っ掛けの略。
モロ乗り(もろのり)
裏ドラや槓ドラが暗刻や槓子に乗ること。
参考文献;ウィキペディア
let"s play mahjong!
麻雀が遊びから稼ぐ手段へ。本物の雀士になりたい方はこちらをクリックPR